夢はいつかは醒めるけど、はかなく切ない夢の時を生きて行こう
野アザミも ホタルブクロも 遥かなり
2011年06月19日 13:00毎年この時期になると、ホタルまつりが行われる。
ホタルが毎年明りを灯すためには、それなりの努力が必要だが、訪れる人は一夜の幻想の世界に酔い、そんなことは考えもしないのだと思う。
私たちだってとりわけホタルのためというよりも、自分たちが快適に過ごすためにやっていることが、結果的にホタルが住める環境を作り出しているのだから、それはそれでいいのだが・・・。
せめて一晩だけでも、子供の頃に見た当たり前にあった世界を思い出してもらえれば・・・。
失われていくもの失ったものに対する郷愁が、心に残れば・・・。
何も変わらない田舎も、注意して見ると変わっていく。
昔はあぜ道のどこにでも咲いていたアザミやホタルブクロが、最近はほとんど見られなくなった。
どこの農家も草が少し伸びると、すぐに草刈りをする。
そんなことが毎年繰り返されると、いつのまにかアザミもホタルブクロも姿を消してしまった。
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